まっさらになった、私の心。 この気持ちのまま、もう一度歯を食いしばってがんばってみる。 きっとまた落ち込む。 苦しむ。 迷う。 でも今度は、きっと見失ったりしない。 もう絶対に忘れないから。 本当の想いは、けして消えないから。 くすり、と多希は笑った。 「な、だから言っただろ?『信じろよ』って」