私たちはお社の縁側に腰掛けた。 「ありがとう、素敵な場所に連れて来てくれて。花火なんてじっくり見たの久しぶりだったから、すごく嬉しい」 「ほんと?ならよかった。こんなんじゃ足りないけど、せめてもの今日のお礼だよ。 ―――今日は親父のこと本当にありがとう」 「ううん…。医者の卵として当然のことをしただけだよ」