ぽたり、と濡れた髪先から雫がしたたりおちて、私の頬に当たる。 そんな微かな刺激すらくすぐったくて。 息が上がりそうで思わず顔をそらしたけど、 くいっと正面を向けさせられて、雫をぬぐって、頬をつねって―――唇をなぞられた。 その動きが…見つめてくる目が…もうカラカラに渇きそうに甘くて熱くて…。 耐え切れずに真っ赤になって視線をそらすと、くすりと笑って、掠れた声が降ってきた。 「すっげぇ可愛い…」