※※ そうこうしている内に会館が見えてきた。 扉の前では、もう数名の子どもたちが集まっていた。 鍵は私が預かっているので、会館はまだ施錠されていた。 「あーせんせーだっ」 「多希ちゃんもいるー!」 私たちに気づいた子どもたちが駆け寄ってきて、私と多希を囲むように集まった。 「ふふふ!多希ちゃん、せんせーと一緒に来たんだね」 「デートだ!デート!」