家に着いてすぐ、お風呂に入って疲れた身体を癒した。
たっぷり時間をかけてから上がると、けっこうお客が来ているというのに、兄貴が特製ジュースを作ってやってきた。
どうやら人づてに事情を聞いたらしい。
「よくやったな、花珠。お前は俺の誇りだよ」
「もう、なによ大袈裟な」
「そんなことない。人一人の命を救ったんだ。しかも俺たちにとってお父さんみたいな人をだ。もし、合田のおじさんになにかあったら、俺は親父をもう一回亡くしたみたいに悲しんでたよ」
「…」
「だから俺からもお礼を言うよ。ありがとう」
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