「親父…!?」 うっすらと、おじさんの目が動いた。 ピッとAEDから電子音が鳴り始める。 手の平の下で、ゆっくりだけど力強い鼓動がよみがえった…。 そのリズムに呼応するように、遠くから救急車のサイレンが聞こえてくる。 「よか、った…」 ほっとしたら、急に、力が抜けて… 私はおじさんの胸の上に額をついた。