「デートの邪魔してすんませんでした。 こいつ、俺が一緒にいないとだめなのに、すぐ一人で勝手に行きたがるんです。 泣き虫のくせに意地っ張りで、すぐ強がっちゃって」 なんて。 私の頬にキスしながら言った多希は、きっとものすごくセクシーでかっこよかったにちがいない…。 馬鹿にしていた男の子は気まずそうになにも言わず、ぽーっと多希に見惚れている彼女の手を引いて行ってしまった。