困ったなぁ…。 でも、家を出ればこの子たちに会う機会も無くなってしまうんだろうな…。 もしかしたら、今ここで会ったのが最後になるかもしれない…。 「……うーん、そしたらちょっとだけね」 『やったー!』 四人はいっせいに歓声をあげ、引っ張るようにして、私を人混みの中へ連れていった。 …願わくば…。 多希に会いませんように…。 ※