多希と顔を合わせてしまうかもしれない… と考えると、どうしても尻込みしてしまった。 なに子どもみたいなことやってるんだろう。 情けない。 でも、どうしても勇気が出なかった。 「―――多希くんにもちゃんと連絡したのかい?」 「え、うんしたよ」 自宅のご両親に、だけど。 多希自身にはこの三日間一度も連絡していなかった。