熱い。 火傷しそう。 熱は肌を伝わり、胸の奥までも熱く高鳴らせる。 射抜くように多希が見てくる。 純粋なきれいな目で。 眩暈を覚えそうな熱い目で。 「お願いだから、もう来ないでよ…」 「……俺の、自惚れだって、言いたいのかよ」 「そうよ…私はもう会いたくない…」 「嘘つき」 「…もう…君とは、これでお別れ…!」