見つめないで勉強しなさい! ~一途なチャラ男くんに愛されました~




まっすぐに見つめられて視線をそらすと、私は小さく口端をゆがめた。


「なんでかな。…収入はいいし、安定してるし、立派な仕事だし…」


まるで砂を噛むように、言葉は嫌な感覚を残して口から零れ落ちる。


世の中の必要になるし、お金も入るし…って考えていたけど…。



実際口に出して言ってみれば―――なんて、つまんない理由…。