「君は、すごいね」 「え?」 「すごいよ」 私なんかより、ずっとずっと。 「えー?先生の方がずっとすごいだろ」 「ううん。すごくなんかないよ…」 みじめになるくらいに。 「……先生はさ、なんで医者になりたいって思ったの」