見つめないで勉強しなさい! ~一途なチャラ男くんに愛されました~

私は振り切るように多希から視線をはずした。



「なんにもわかってないよ、君は」


「え?」




私は。

強くない。

すごくない。




君みたいなきれいな目をした男の子に、憧れられる女じゃない。




逃げるように多希の手を振りほどいた。