握った手に力を込めると、多希はぐいと私を引き寄せた。
「さっきあんなこと言ったけど…。キスして落とそうとか、そんなズルいこと思いつきもしなかったよ。
やっと会えたのがうれしくて、近くで見たらやっぱすげー可愛いって感激して、初めて会話できたのに感動して、想像していたよりずっと気が強そうなのも楽しくて…。
興奮しちまって、マジでもうどうにかなっちゃいそうで。絶対ものにしたくて、もう二度と逃がしたくないって思って…気づいたらキスしてた」
「さっきあんなこと言ったけど…。キスして落とそうとか、そんなズルいこと思いつきもしなかったよ。
やっと会えたのがうれしくて、近くで見たらやっぱすげー可愛いって感激して、初めて会話できたのに感動して、想像していたよりずっと気が強そうなのも楽しくて…。
興奮しちまって、マジでもうどうにかなっちゃいそうで。絶対ものにしたくて、もう二度と逃がしたくないって思って…気づいたらキスしてた」



