あれ~
帰れない
帰れない
帰れない
困ったぁぁぇぁあー
まぁ
なんとかなるよ



あっ
こんなとこに
抜け穴が
何で
さっき気がつかなかったんだ
まぁ
良いや
道路




ほや?
そこには
銀色に輝く
桜が存在した。
その
光景は、一瞬にして
私を虜にした。
私は
呆然と立ち尽くした
そして
なぜか
私は
堪らなく
その
桜を触りたいと思った

いや
私は
もう、触っていた
綺麗なのにどこか儚くて
なのに
なのに
どこか汚れて
私に
何処と無く似ているような気がした

気が付くと
その場所には
桜しか立っていなかった………