あの日の出会い

〈未希side〉[どうして、ほかの子と遊ばないの?]
遠慮ない保育士の言葉その言葉にあたしは、黙った。
昔の記憶当時5歳のあたしには、わからない答えだった、、、
キーンコーンカーンコーンチャイムの音で我に帰ると同時に教師の終了という声が聞こえる 30分前に答えを埋めた解答用紙が回収されるのを見ながらさっきの夢の答えを考える。
あの頃から11年たってもその答えはわからない。 今回の期末考査の結果をみてあたしは特に嬉しいとは思わずただまた1位かとしか思わない。
見慣れた1位のところに佐伯末希というあたしの名前と同じようにクラスメイトのまた佐伯さんすごいな〜という声、その声を無視するように参考書に向きなおす。
正直勉強以外楽しいと思ったことがない