毎朝、鏡を見ながら、髪の毛と格闘しています。髪の毛のりょうがハンパなくて、クシで必死にとかして、人並みのボリュウムになった…やばい、のんびりしていると、遅刻しちゃう! 「行ってきます!」「おせーよ」 玄関のドアの前には、幼なじみの沓沢直也がいた。