「・・・・・・・・・・・・・・・律くんまでワタシを責めるの??」
優奈さんが、縋るような目でオレを見た。
優衣のお母さんだけは言葉にしたけれど、きっと優衣のお父さんだって、オレの両親だって、口に出さないだけでオレらの事を良くは思っていない。
それが分かるから、優奈さんは心を痛めている。
オレが、優奈さんを責めるのは、お門違いだ。
色恋沙汰を持ち出した、オレの責任。
優奈さんを慰めるのは、オレの役目なのだろう。
「・・・・・・・・・・・・・・・・ごめん。 キツイ言い方だったね。 責めてなんかないから」
優奈さんの頭を撫でながら抱き寄せる。
大好きな人を抱きしめているのに、胸のあたりがモヤモヤする。
優奈さんの気持ちは理解しているのに、やっぱり納得出来ていないから。



