オレに嫌悪感を露にする優衣のお母さんと一緒の空間にいるのは気が引ける。
でも、優衣の事が心配で、家に帰る事も出来ない。
また不容易な事を言わぬ様、黙って〔手術中〕のランプを見つめ、早く消えることをただただ願った。
優衣の手術は長く、その間にシゴトを終えたオトンも駆けつけて。
オトンはシゴト中に優衣の事故をオカンから知らされていて、シゴト中にも関わらず、電話に出ないオレに何度も電話を入れていた。
そんなオトンにも、オレの為に優衣の両親に頭を下げるオカンにも、オレの近くで罪悪感に駆られて嗚咽する優奈さんにも申し訳なくて
優衣の事が心配で心配で
胸が、抉り潰れそうだった。



