とにかく、謝らなければ。
優衣の両親の傍に寄り、床に膝と両手をついて頭を下げた。
「・・・・・・・・・・・・・・電話、出なくてすみませんでした。 ・・・・・・・・・・・・・優衣の電話も切ってしまって・・・・・・・・・・・・・。 優衣、何も喋らなかったから・・・・・・・・・・・・いたずらかと思って・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・優衣から電話きていたの?? ・・・・・・・・・・・・・・切ったって・・・・・・・・・・・・・・・」
優衣の母親が、目に憎悪を宿しながら立ち上がった。
こんなに怖い顔をした優衣のお母さんを、初めて見た。
馬鹿なオレは、他人の怒りを増長させるだけの懺悔をしてしまった。
「落ち着きなさい。 律くんは何も悪い事なんかしていない」
ワナワナと身体を震わせた優衣のお母さんの腕を、優衣のお父さんが引っ張り、椅子に座らせた。



