あなたのうしろ。

「─はい」

「誰か!担架に乗せてこの娘を保健室に連れていけ!」

「分かりました!」

─ふふ、解る?日和のことだから解るよね?頭良いもんね?

私がどれだけ苦しまされていたか解る?

日和が躊躇無く放つ言葉に─

どれだけ復讐心を抱えていたか…

これが、私のやり方。

姑息でも卑怯でも良い。

私なりの"やり返し"なのだから。

『美琴ちゃん、人に何かをやられてしまったときでも…絶対にやり返してはいけませんよ』

幼稚園の時─先生に言われた言葉を思い出した。

ごめんね─先生。守れなかったよ。