だからこそ分かった。 私達の別れのはじまりが。 初めは本当に小さな縺れだったかもしれない。 でも、だんだんそれが募っていって 遂には大きな塊となった。 それが邪魔になった貴方は 鋭いハサミで一瞬にして切ってしまった。 そして私が重荷となった貴方は 私を心配する友人に恋をした。