古龍〜いにしえの魔法〜


ありさ「私の父は...



まだ幼い私を魔導士の攻撃から守ってくれて.....命を...落とした...


私の今の父と母は義理の両親...


本当の両親じゃないから仲良くなんて...無理....」




竜「お前は....大きな荷を一人で..背負ってきたんだな....


自分を愛してくれた母親...


お前が生きるならそれでいい と..


自分の命を犠牲にした父親..



お前の今の姿は、その両親を思う姿かよ...



ズルズル引きずってんじゃねぇぞ

ありさ!


お前がどんだけ苦しい思いしてきたかは同じ体験をしてねぇからわからねぇ


だがお前は..父と母が...

一生懸命育ててくれたんだろ...?お前の為に...命を捧げてくれたんだろ....?



もっと恩返ししようとか...その為に頑張ろうとかしねぇのかよ!


俺の両親なんか小1で死んだ...

物心つく前から亡くなってたから愛情をもらった記憶なんかねぇんだよ!

お前だけが...悲劇にあった人間だと思うなよ....」