「翔馬ーー！！！」
「そういや刹那きいてくれよ･････」
「しょ！う！まっー！！」
「俺ね･････今回のテストやばい･････刹那君やお勉強を教えておくれ」
『あ、あの翔馬君！誰かが呼んでるよ』
「いや、俺には聞こえない。聞いてはいけない悪魔の声だ･････｣
「だぁ〜れが悪魔の声だ！殺すぞクソ野郎！」
「ひぃ･････っ！！ゔっっ、、、！」
いつの間にか入ってきた黒髪ロングの女の子は女子らしかぬ罵声を翔馬に浴びせたあと、翔馬に蹴りをいれた。
「お前なんでシカトすんだよ！！あたしが何回も呼んでんのに･･･！！」
「･････すまん。きこえないふりをした」
「生意気！！」
「はいはいごめんなさい。んで、何の用？」
「ったく･･･何か伊織が何とか刹那に用があるって言ってたから呼びにきたの！あたしそいつの事知らないし、あんたにきこうとおもってきいたの！」
『ぼ、ぼく･････？』
「ん？あんたが刹那？」
『は、はい。相村 刹那です･････』
「伊織が男に用があるっていうからどんな奴かと思えば･････モヤシね。心配して損したわ〜」
モ、モヤシ･････？
「おい儛那！失礼だぞ！刹那はなぁ、確かにモヤシみたいだけどれっきとした男なんだからな！！！」
『翔馬君･････フォローなってない･････』
モヤシモヤシと言われると、さすがに傷つく。
自分が悪いのだけれど･････。
「翔馬うるさい。刹那くんとやら、伊織が廊下でまってるから行って！」
