「ふぅ~~ん」 お姉ちゃんは唇を尖らせ、 「それってわざとじゃないの?」 と、尋ねてきた。 「ちっ、違うよっ!!」 私は慌てて否定する。 「ハイハイ」 ハイハイって……!! 「それで、毎日、雨瀬先輩に送ってもらうつもりなんだ? やっらし~~」 お姉ちゃんは口に手を当てながら言う。 やっ、やらしい!? 「そっ、そんなつもりじゃっ……! 先輩忙しいし……」 お姉ちゃんは真面目な顔をする。 「で、ストーカーのこと警察に相談しなくていいの?」