「――――あっ!」 私は声を上げる。 そっ、そうだっ!! うさぎのお面をつけた人は!? 私はゆっくりと起き上がり、部屋の中をきょろきょろと見渡す。 ベットの上に置いてある大きなうさぎの縫いぐるみ、小さな四角いテーブルの上に口をぽか~んと開けた小さなうさぎの縫いぐるみ、ふわふわの座布団、学習机の上にあるパソコン、教科書、ステレオ……。 あれ……? 誰もいない……。 息苦しかったのは、枕で顔を押さえていたから……? 私はほっとする。 「なんだ……やっぱり、夢かぁ……良かったぁ~……」