「もっと寝てれば良かったのに」 瀬名君は毒舌を吐く。 「柚人のバカァ~~!!」 「柚人、あんたねぇ~~!!」 柚葉ちゃんと奈子先輩は雨瀬先輩の体をボカボカ軽く殴る。 「痛っ……!!」 「柚人のお友達がこんなにいるだなんて、お母さん、感激よ~~。今日は、バイク乗り回さなくっちゃっ」 「母さん……」 雨瀬先輩は呆れながら言う。 ふと、私と雨瀬先輩の目が合った。 私は満面の笑みを浮かべる。 先輩が目覚めて、本当に良かった。