「はぁっ……」 翌日(11月14日)。私はK城大の試験会場の席に座り、息を吐いていた。 机には受験票が置かれている。 緊張で手が震える。 でも、やるだけのことはやった。 あとは、一生懸命作文を書くだけ。 制限時間は60分。 「――――では、始めて下さい」 私はシャーペンを持ち、小論文を書き始める。 お姉ちゃんやみっちゃん達がいなかったら、私はここに来れなかった。 私、絶対、合格するからっ。 合格して、先輩、あなたに一番に伝えに行くから。 だから、待っててね――――……。