『……明日、推薦入試だよね?』 みっちゃんはトーンを低くして尋ねてきた。 「あ……、うん……」 『前に病室で頑張って合格して、雨瀬先輩に報告しようって言ったよね、私』 「うん……」 『うさ葉は、今まで誰よりも勉強頑張ってきた。だから、ぜったーーーい合格するよ!! 自信持てうさ葉っ!!』 ――――ぽた。 ぽたぽた。 みっちゃんっ……。 涙が次から次へと溢れ、止まらなくなった。 「あり……がとう……」 『じゃあ、切るね。早く寝なよ!』 その言葉を最後に電話が切れた。