「君達、何やってるんだ!! 勝手に野山さんを連れ出すなんて!!」
看護師から話を聞き、慌てて病室にやってきた宇佐野先生が、みっちゃんと犬垣君を怒る。
「もう、こんなことは絶対しないこと! いいね!?」
みっちゃん達はコクンと頷いた。
その夜。お母さんが今日も夕食をもらってきた。
「夕食もらってきたから、食べましょう?」
お母さんがそう言うと私は首を横に振る。
「うさ葉……、スープだけでも飲みましょう?」
お母さんがそう言うと首を横に振る。
「ほら」
お母さんはスプーンでスープをすくい、私の口元に運ぶ。
嫌がるのも疲れた私は、スープを口に入れる。
「ぅっ……ゴホッゴホッ」
私はすぐに吐き出す。
「うさ葉、大丈夫!?」
私はコクンッと頷く。
「はぁっ、はぁっ……」
先輩……。



