先輩、困ってる……。
まだ、気持ちあるのかな……。
このままじゃ、今だってボロボロなのに、先輩は優人君に首を斬られて、最悪の場合死んじゃうかもしれない……。
そんなの絶対嫌……。
「先輩っ…………」
優人君(黒うさぎ)の仲間達がウェディングドレスの上に乗っかったままの状態で私が名前を呼ぶと、雨瀬先輩は私を見る。
「水野さんと幸せになってっ……」
そう口にした瞬間、胸の奥を鋭い痛みが深く貫く。
「うさ葉、何言って……」
痛い……。
物凄く胸が痛い……。
だけどっ…………。
「水野さんっ……」
水野さんは振り向いて、優人君(黒うさぎ)の仲間達がウェディングドレスの上に乗っかったままの私を見る。



