雨瀬先輩の頬から真っ赤な血が垂れる。
先輩っ……!
「一方的にSINE《サイン》のトークを何度も送りつけて、電話もかけ、SINE《サイン》上でうさ葉をつけ回した君は、立派なストーカーだよ!」
雨瀬先輩は、水色のSINE《サイン》ソードを素早く振りかざす。
優人君の左頬にソードの先が当たり、ピッ、と少し切れた。
優人君の頬から真っ赤な血が垂れる。
「一方的にSINE《サイン》のトークを何度も送りつけてるって? それは違うね!」
優人君は、黄緑色のSINE《サイン》ソードを左上に突き出す。
雨瀬先輩は水色のSINE《サイン》ソード受け止め、跳ね返す。
「SINE《サイン》には、ブロック機能が付いてる。だから、僕のトークをブロックすることも出来た!」
優人君は、黄緑色のSINE《サイン》ソードを右上に突き出す。
雨瀬先輩は水色のSINE《サイン》ソード受け止める。
「それなのに、うさぎの花嫁はブロックせず、僕のトークに対して返してくれたし、電話にも出た!」
雨瀬先輩は黄緑色のSINE《サイン》ソードを跳ね返す。
「それは君に恐れ、仕方なく返しただけだ。君は自分の気持ちばかり押し付けて、うさ葉の気持ちを全く考えてない!!」
「人の気持ちを考えてないのは、あなたの方だ!」
優人君と雨瀬先輩は同時にSINE《サイン》ソードを振りかざす。
ソードの先がぶつかり合う。



