ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL


 優人君はお面を上げると、

 ――――グィッ!!

 這いつくばった私の顔を両手で覆う。

 そして、にぃぃっと笑った。

「つーかまえたっ」

 余りにも不気味な笑みに、鳥肌が立った。

「触らないでっ!! どっか行って!!」

 優人君は、私の耳元に唇を近づける。


 なっ何!?


「答えは『ノォォォォォ』だ」

 低音の気持ち悪い声が響き、私の全身が震えた。

「――――愛しているよ、『僕だけのうさぎの花嫁』」

 優人君は横から、私の顔を両手で覆ったまま、私の唇を強く奪う。

「んんっ……!!」

 私の目が涙目になる。