「わっ、私は愛してないので……誓えません……」 「分カリマシタ。新婦モ愛ヲ誓ウト言ウコトデスネ」 「ち、違っ……」 「デハ、誓イノキスヲ」 神父がそう言うと、男は私のベールをふわりと外す。 そして男の顔が、私の顔のすぐ近くにきた時、かっこよく自分でお面を外す。 お面を外した時、男はふわっと髪をやった。 私はびっくりして思わず、 「きゃあっ!」 と、叫ぶ。 「花嫁ガソンナニ声ヲ上ゲテハダメダヨ」 私はそう言われ、よく男の顔を見る。 えっ…………。