「真壁君、どこにいるの?」 「……」 「いるなら返事をして!」 「……」 「真壁君!!」 図書館の中はしんっとしていて、私の声だけが響く。 誰もいない……。 真壁君1階にはいないんじゃ……。 私は本棚の間を歩いて行く。 「ミーツケタッ」 鳥肌が立つような薄気味悪い声が前から聞こえてきた。 え? 私は立ち止る。