犬垣君の目線を追うと、校舎の玄関の前にみっちゃんとりすなちゃんがいた。 みっちゃん達は、右肩に鞄をかけ、笑いながら話している。 みっちゃん……りすなちゃん……。 き、気まずい……。 「花村さん、奇遇ね!!」 絵美ちゃんはわざと大きな声でそう言った。 え、絵美ちゃん!?!? みっちゃんは呼ばれた事に気付いたのか、私達の方を見る。 ドキッ! みっちゃん…………。 みっちゃんが私の顔を見ると、私はどうしていいか分からず、ただ茫然と立ち尽くす。