「嫌ぁっ!!」 私は悲鳴を上げる。 『うさ葉、どうした!? 大丈夫か!?!?』 身を縮込ませ、ガタガタと震える。 怖い……。 怖いよ……。 「せんぱ……助けて……助けて……助けてっ……」 『何処にいるんだ!?』 「B号館の……3階の……講義室……」 『すぐ行くから待ってろ!!』 雨瀬先輩がそう言うと、電話が切れた。 先輩……、早く来て……。 先輩……。 先輩……。