ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL


「3階です。扉が開きます」

 そう言って扉が開く。

 私はエレベーターを下り、キョロキョロと辺りを見渡す。


 黒うさぎまだ来てない……。

 でも、油断は出来ないよね……。

 何処か隠れられる場所を探そう。


 私は歩き出す。


 ズキィッ!

「ツッ……」

 私の両足に痛みが走る。


 さっき擦りむいた膝じゃない……。

 左右の足の親指が痛い……。

 特に左の足首が……。

 今日、新しい靴下ろしたからもしかして擦れたのかも……。

 でも、今はそんなこと気にしてる場合じゃない!