「どっ、どうして教えてくれなかったの!?」 「知りたい?」 私がコクンッ、と頷くと、 ぐいっ。 瀬名君は、片手で私の顎を掴んだ。 ふえっ……!? 色っぽい表情をする瀬名君。 私はドキッ!とする。 「えっ、瀬名く……」 瀬名君の唇がゆっくりと近づいてくる。 ドキン、ドキン、と私の胸が物凄い音をたてる。 キスされる!と思ったら、瀬名君は、私の耳元に唇を近づけ、 「教えてあげない」 と、冷たく言った。