「ふぅ……」 途中で雨瀬先輩と別れ、お母さんと家に着いた私は、自分の部屋で息を吐き、水色のブレザーを脱いでいた。 警察署からけっこう歩いて疲れたな……。 今日は早く寝よう……。 ピンポン♪ 私のスマホから音が鳴り、体がびくつく。 私はブレザーのポケットからスマホを取り出して、メッセージをタップし、SINE《サイン》のトーク画面を開く。 4/24(金) 黒うさぎ 『ヨク生キ延ビラレタネ。』 19:20 よく生き延びられたねって……。 私はドクドクと胸をざわつかせながら返信する。