私は返信せず、机に顔を伏せる。 両目からポロポロと涙が零れ落ちる。 どうしよう……。 どうしよう……。 どうしよう……。 私のせいで、犬垣君と瀬名君に何かあったら……。 「野山?」 犬垣君に声をかけられて、ハッとする。 い、いけないっ……。 私は顔をあげ、涙を腕で拭いてから犬垣君を見て笑う。 「犬垣君、おはよう」 「……」 犬垣君は座らず、鞄を机に置いたまま黙る。