そして夜。私はベットの上でくつろいでいた。
瀬名君に家まで送ってもらった後、先輩に電話をかけたけど繋がらず、
『今、家に帰って来ました。
合唱頑張って下さい。
∩ ∩
(・ ・*)』
とメールで送ったんだけど、それからと言うもの、電話はまだなくて……。
正直、電話がかかってこないことに少しほっとしてたりする。
今日の事、全部話したらまた、泣いちゃいそうだから……。
コンコンッ。
扉をノックする音が廊下側から聞こえた。
「う~さ葉、ちょっと国語辞典貸してくれない?」
「うん、分かったぁ~」
廊下にいるねこ葉お姉ちゃんに向かって言うと、チュニックブラウスにふわふわのロングスカートという格好の私はベットから立ち上がろうとする。
ズキッ!
「ツッ……」
背中に痛みが走り、私はベットに腰を下ろす。



