さらっとした髪。
整った顔。
スラッとした体。
細く長い足。
長髪を後ろでひとつに束ねた瀬名君が歩いてきた。
せっ……瀬名君…………!?
ど、どうして…………!?
瀬名君は何故か笑っている。
「俺も混ぜてよ」
「はぁ!? 私は今、うさ葉と話してるの!! 邪魔よ!! どっか行って!!」
瀬名君は、クスッと笑う。
「話? どこが? ただ暴力振るってるだけの間違いじゃない?」
「暴力って!! あんたに何が分かるのよ!?」
「分からないね、同じ過ちを繰り返すキミのことなんか」
瀬名君が冷たくそう言い放つ。



