ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL


「みっちゃん、あっ、あのね、これは誤解なの……」

「誤解?」


 みっちゃんにストーカーのこと、言いたくなかった。

 でも、このこと話さないと誤解が解けないから……。


 私はぎゅっと自分の手を握り締める。

「私、知らない人にストーカーされてるの」

「ストーカー?」

「うん。それで、昨日、ストーカーから電話がかかってきて、恐怖で錯乱しちゃってた時に犬垣君に教室で会って……」

「それだけ?」

「うん」

「……ふざけないでよっ!!!!」

 ぱあああんっ!!

 私はみっちゃんに右の頬を引っ張叩かれた。