「ナツ先生」 「犬垣、なんだ?」 カチカチカチカチカチッ! あれ……? 携帯の文字を打つ音が聞こえる……。 「…………分かった」 ナツ先生がガタッと椅子から立ち上がる。 そして、ガラッと扉を開け、保健室から出て行く。 なんなんだろう……? そう疑問に思っていると、 ――――シャッ! 犬垣君がカーテンを少し開け、中に入って来た。