ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL


 そして昼休みが終わり、3年B組の教室で5限の授業を受けた後。

 6限目が体育(バスケ)の為、女子も男子も体育館の中にあるロッカールームで着がえるので、私は体育館に行く準備をしていた。

 前扉を見ると、女子5人が楽しげに話しながら教室を出て行く。


 ……5限は結局、ずっと寝ちゃったなぁ。

 6限は寝ないようにしないとっ!!


 私はジャージ(上が白、下がピンク)が入った袋と体育館用シューズが入った袋を机のフックから外し、手に取る。

 ふと、窓の外を見ると美しい青空が広がっていた。

「野山さん、準備出来た?」

 廊下側から4列目の一番前の席にいる私に絵美ちゃんが声をかけてきた。

「あっ、うんっ」

「じゃあ、行きましょう?」

 私はコクンッと頷き、前扉に向かって歩きだそうとする。

 その時、机の上に置いてあるスマホから着信音が聞こえた。


 え……?

 誰……??