それから3年B組の教室に向かい、着席していると、 「おはよう」 犬垣君に挨拶された。 犬垣君から挨拶してくるなんて珍しい……。 「おはよう」 私は笑って返す。 すると、犬垣君はバババッと高速スピードで携帯を打ち、私に画面を見せてきた。 『何かあった?』 えっ……。 「ど、どうして?」 私が尋ねると、犬垣君はまたバババッと高速スピードで携帯を打ち、私に画面を見せる。 『顔に出てる。』 「じっ、実は――――」