そして夜は更けて行き、翌日の朝。 自宅の玄関の扉を開けると、黒色のトレーナーにジーパン姿の雨瀬先輩が立っていた。 「うさ葉、おはよう」 「おっ、おはようございますっ」 ああ、今日も先輩、かっこいいなぁ……。 「行こうか」 「はいっ」 私は雨瀬先輩と一緒に高校に向かう。 今日はぽかぽかの天気だなぁ。 先輩と一緒なだけで、すごく心強いよ。 「黒うさぎからSINE《サイン》、もしくは電話かかってきた?」 「今日はまだ……」 「そっか」