極道娘の日々



「もういいっ、さっさと席付け!」

「「「うぇーい♪」」」



テンションの高いアホ3人組。


右から結川健一、山田俊樹、園田流季


結川健一はただのアホザル。

山田俊樹は可愛い馬鹿。

園田流季はエロい変態。



3人とも一応幹部。




そして後ろにいる2人、朝比奈楓と猪野丈太。


朝比奈楓は服総長、頭はいいし温和でこの中だったら唯一まともな奴だ。


んで、その横に立っている猪野丈太が銀火龍の4代目総長。


冷静沈着で無表情無感情、何事にも動じないクールな男だ。


しかもこの中では抜群の顔とスタイルを持ち、喧嘩も負け無しの無敵な男。



そんな猪野丈太の彼女になるべく、学校中の女がたかってくる。

しかし彼は特定の女は作らないらしいから、一度関係を持った女とは会わないという、だからどんなに頑張っても無駄なのだ。


何とも罪作りな男だ。



「ふんっ、いい気なもんね。銀火龍じゃなかったらちょっと顔のいいただの一般人のくせにっ…」


顔を曇らせ愚痴る実里、実は彼女は不良や族といった類のものが大嫌いなのだ。