LOVE School LifeⅢ



秋人は?
きっと、そうやって尋ねて来る。

それに答えるのが辛い。


私は校舎裏にある桜の木の下に座ると、一度大きな溜め息をつく。


涙は出ない。
瞬のお陰で、涙はどっかいった様だ。


チャイム鳴ったし、順調にHRが進められてる時間。

あの結城のことだ。
私がいなかったら心配の連絡が来るかと思ってたけど、何も来なくてホッとした。


ごろんっと地面に横になる。
制服が汚れるとか、そんなの今はどうでもいい。


頭の中整理なんて全く出来ないけど。


麗さんと会って、秋人の気持ちを伝えたとして。
それで、どんな結果になろうとも私は受け入れる。


お人好し、大馬鹿。
そんなのわかってる。


わかってるけど、秋人の事どうしようもなく好きなんだよ。

それを消す事なんて出来ないから。


だから、もしも秋人が麗さんとくっ付くならそれを喜ぶんだ。